2014年9月18日木曜日

田舎にはホームレスが少ない!その統計データの信ぴょう性は?厚生労働省のホームレス調査

厚生労働省が毎年「ホームレスの実態に関する全国調査」という調査を実施しているそうです。

全国の関連自治体と連携を取り、ホームレスの人口の推移等を調べているとの事。

また、調査結果については厚生労働省のサイトで詳しく見る事が出来ます。


ホームレスの実態に関する全国調査(概数調査)結果について(厚生労働省のサイト)

・全国のホームレス数
・ホームレスの分布状況(どの程度の規模の都市に多いのか)
・ホームレスがいる場所

この三点に関しての調査報告を見る事が出来るので、興味のある方はオススメです。

ですが、気になる点が一点。

調査方法が「目視調査」らしいのです。

確かに他に良い調査方法も無さそうなので、各自治体の方が巡回して、

ホームレスらしき人を見つけたら確認するというやり方だろうなと思うんですが、

個人的にはある程度の信ぴょう性しか無いと思います。

ネットカフェで寝泊まりしているホームレスなんかはカウント出来ないでしょうし。

もう少し分かりやすいサイトがあります。

「社会実情データ図録」というサイトで、昨年の調査の結果がグラフにまとめられてました。






















これが、そのグラフです。(サイトには2014年と書いてありますが、データは恐らく2013年の物)

僕の住んでいる京都は・・・121人! 少なっ!!

こんなに少ない訳が無いだろう・・・と思います。

これは街中(街頭・駅・公園等)で目視で確認出来る人数のみなのでしょう。

ホームレスの中でも、「分かりやすいホームレス」のみの数字だろうなと思います。

ホームレスの寝泊まりする場所が多様化してしまっているので、実態を掴むのは難しいでしょうね。

また、この調査結果によるとホームレス総数が、

2013年は8,265人。2014年は7,508人

この数字がホームレスの中の「分かりやすいホームレス」のみの人数という事を考えた時、

実際はどれくらいいるんだろう・・・と少し怖くなってしまいます。

恐らく正確な調査は難しそうなので。

なので、どこまで信ぴょう性があるのかは少し疑問が残るのですが、

割と分かりやすくまとまっているので、興味のある方は一度見て頂けたらと思います。


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