JR新今宮駅前の「あいりん労働福祉センター」(通称あいりんセンター)の老朽化の問題で、
「市立萩之茶屋小学校」の敷地に移る方向で検討されているそうです。
この市立萩之茶屋小学校という学校は、「じゃりン子チエ」の舞台となった小学校らしいのですが、
来春、統廃合により敷地が空くそうです。
現在のあいりんセンターが下の画像です。(Wikipediaより)
あいりん労働福祉センターが設立されたのは1970年。44年この場所にあるんですね。
「西成労働福祉センター」という団体が管理されているそうです。
センター内には売店や食堂等など様々な施設もあり、病院も併設されていますが、
一番有名なのはやはり日雇い労働者への仕事斡旋業務だと思います。
僕は今まで知らなかったのですが、市営住宅もセンター内にあるのだそうです。
「あいりんセンター:「じゃりン子チエ」舞台の小学校跡地へ」(毎日新聞)
記事によると、
仕事斡旋各施設と市営住宅を別々の建物として小学校跡地へ移転するというのが市の方針。
病院は近隣に移転するそうです。
近年、西成の労働者人口が減少していることにともない、各施設の規模は縮小するそうですが、
機能そのものは変えないそうです。
また、この移転案自体早くても再来年以降に具体化していくそうです。
もう少し時間がかかりそうですね。
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