2012年6月24日日曜日

話題の反原発デモに対して元ホームレスが思う事

ここ数日話題になってる、6月22日首相官邸前の反原発デモ。


素直に、凄いと思った。

一般の人たち(政治活動家みたいな人達もある程度いたみたいだけど)が、

Twitter等でデモの事を知り、声をあげる。

何年か前まで考えられなかった事だと思った。



参加した人数について、色々見方もあるみたいだけど、

「日本でこういった事が起こり、それがTVで放映された」という事に意味があるのかなぁと思った。


僕は原発を管理する電力会社に対して少しの不安を持っています。

福井県の原発は距離も近いし、もし何かあったら・・・と思う。

でも---

原発がもし、止まった場合。

そこで働いている人、そこで働いている人の家族はどうなっちゃうんだろうと思う。

正社員・期間社員・アルバイト・派遣労働者。

それ以外にも、原発の電気を使って仕事をしている人達。

僕の友達だってそういう工場等で働いている人がたくさんいる。

そういう人達がイキナリ放り出されてしまったら・・・


原発のデモを当日Ustreamの中継で僕は見ていたんだけど、

原発に近いポジションにいる労働者に対して考えている人はどれくらいいるのだろうと思った。

実際どうなっちゃうんだろう、もし原発が止まってしまったら。



Twitter等で色んな人の意見を見たけど、

僕は宇多田ヒカルさんの意見が素晴らしいなぁと思いました。


>賛成か反対かっつったら反対だけど、反対活動をすることはないと思う。
>代替エネルギーの開発にはすごく興味があります。
>将来自分が住む家は自家発電とかでがんばってみたいな。

すごく冷静で、具体的な意見だと思った。

国民が声を上げるのは良い事だし、そういう場も絶対必要だと思うけど、

具体的に考えていくことが大切だと思った。

スローガンだけ掲げて放ったらかしにする大人たちを僕らはずっと見てきたはず。

それと同じ事してもダメなんじゃないかなぁとも思います。

そして、原発に割りと近い位置にいる労働者の事を考えてくれる人が、

少しでも増えたら良いなぁと思います。

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