2012年6月21日木曜日

追い出し屋問題について ①

「追い出し屋問題」について。


最近、NHKの「ハートネットTV」という番組で取り上げられたらしく、

インターネット上でちょこちょこと話題になってるのを見かけた。

残念ながら我が家にはまだTVが無い(´;ω;`)ブワッ

なので番組自体は観れなかったけど、togetterに書き起こしがありました。



書き起こした文面の中にもあるけど、

追い出し屋問題は立場によって見方がかなり変わってきます。

大家側・・・家賃は収入源。部屋を借りている以上家賃は払ってもらわなければ困る。

追い出される側・・・家賃はもちろん払う気があるが、金銭的に払えない。


個人的には、大家側の言い分はもっともだと思っています。

大家さんも仕事でやっているので、貸している以上お金が入って来ないのは困るでしょう。

ただ、日本国において、自力救済は本来禁止されています。


>自力救済)は、民事法の概念で、
>何らかの権利を侵害された者が、司法手続によらず実力をもって権利回復をはたすことをいう。
>刑事法の自救行為(じきゅうこうい)、国際法の自助・復仇がこれに該当する。
>これを規定した条文はないが、現代の民事法では例外を除き禁止されている。
>マンションなど不動産の賃貸借において言及される例が多い。
                                                                            (Wikipedia自力救済の頁より引用)

通常、家賃の滞納等があった場合、まず大家側としては、

①「賃貸借契約」の解除をする 
②「建物明渡請求訴訟」を提訴する(裁判を起こす)
③勝訴判決を得てから強制執行を行う

という段階を踏まなければいけない事になっています。(参考リンク:自力救済禁止の原則

僕も、弁護士さんに相談しに行った所、上記の様な事を教えてもらいました。

大家側からしたら、もの凄くめんどくさいのでしょうが、

自力救済を認めてしまうと、何でもありになってしまうので、法律上認められていないという事です。


今回TVで放映されたケースの場合、

保証会社が追い出している様です。

部屋を借りる際に必要な「連帯保証人」を代行する会社です。

家賃滞納があった際に代わりに支払いますよ、という業種の会社なんですが、

家賃滞納した場合の追い込み方がかなり強烈な事は有名です。

僕もそうなんですが、身内に保証人になってくれる人がいないと部屋を借りるのも一苦労です。

「保証会社は万一の時の追い込みがキツイ」と分かりつつも、

頼まなければ部屋を借りれなかったり、大家側が保証会社を付ける様に言う場合もあります。

かなり悪徳な業者も増えているみたいですね→ 「追い出し屋」~数日の家賃滞納で住みかを失う恐怖(リンク)

こういう悪徳業者がのさばっている事自体がそもそもおかしい気もします・・・

2 件のコメント:

  1. こんにちは、いくつかブクマさせてもらいました。
    こちらのブログも、雑誌での生活保護の取り上げられ方と、実際に目にされたものとの違和感など綴られておられましたが
    追い出し屋問題に関しては、追い出し屋だけでなく救済をうたっている団体も、問題な場合もあると思います。
    思います、というか私がその被害者なんですが。。。

    追い出し屋対策弁護士被害です。
    家賃滞納ではなく、大家さんが亡くなって、アパートが居住者ごと売られてしまって、マトモな立ち退き交渉も無く、水が止まる工事があるとかしか言わず
    こちらが調停立てて法律に則った立ち退き交渉をして欲しいと言っていたのに、アパートを住んでいる状態で半壊にしました。
    そうなる1ヶ月以上前に追い出し屋対策弁護士に相談してましたが、要件満たして無いのにいきなり電話口で生活保護取ると費用弁済されるから取れ取れ言われたり
    その苦情も言って、アパートの保全が出来ると言われて紹介されたのに、会って実際に動く弁護士は、保全できないと言って仮処分申請もせず受任もせずでした。
    この弁護士にも紹介され電話がかかってきた時、いきなり生活保護で引っ越し出来ると言われました。
    要件満たしてるかどうかも聞かずに。
    驚いて苦情を出したかして、その時に親から逃げているということも言ったら、それではダメですね、と言って引っ込めました。
    性的虐待ではないです。ネットでは追いかけてくる人格障害的親から逃げている人たちが情報交換しているスレもあります。その時にもよりますがあまり良い空気じゃないですが。疎外ごっこに興じている、みたいな人も居ます。

    いくつか作っているので何処にしようかと思いましたが、アメブロは過激になりすぎたかもしれないので、はてダをURL 記入欄に入力しました。
    そこにアパート半壊の話も画像付きで出てます。

    追い出し屋対策を書いてる小規模ネットニュースには、追い出し屋対策弁護士を推してる立場だからか、取り合って貰えませんでした。後で週刊金曜日の残党なんかも幹部に居たと知りました。


    はてダ 録音があるブログも、入力したURLに一つeを足して、oooqureee にすると行けます。
    oooqureeブログにもリンクしてあります。上の方をmarquee で横に動いてるoooqureee という文字をクリックすると出ます。

    京都はセーフティネットが、機能してるんだと思いました。
    他の都市も見習うべきです。

    私は、今はホームレスじゃありません。(ネカフェでしたが)

    追い出し屋対策弁護士被害に関する動画
    http://www.youtube.com/watch?v=BecaDgrapkU

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  2. 家賃滞納明け渡しの場合、もう一つ問題があると思います。
    超短期で暴力的自力救済に出る業者も、困りますが
    ②「建物明渡請求訴訟」を提訴する(裁判を起こす)
    これをやられても、まさかと思ってましたけど、法廷でも行く宛無い人にも、結構強制執行かけられてるみたいです。
    検索して出るページでは、執行はほとんどなくて、和解で折り合って何とかするのが多いというふうに紹介されてますが、
    なぜか弁護士質問サイトで、生々しい執行数日前とかいう質問があり、弁護士たちは中にはそれなりに暖かい言葉をかけてる人も居ましたが、積極的に行政に繋ごうとする人はいません。
    それどころか、強制執行は鍵屋を連れて来て本当に明け渡させるとか、言い放つだけの弁護士もいました。
    それは本当かもしれないけど、落ち着き先が決まって無い状態では、本人が困るだろうとか一切配慮してない。気を回さない。
    弁護士サイトなら、基本的人権を理解していてそれに配慮した答えをくれると思って、質問するんでしょうけど、弁護士は基本的人権無くて当たり前と思ってます。それがわかってないから、トラブルが起きるんだろうなあ

    では、
    いきなり、たくさんすみません。

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