以前このブログでも取り上げましたが、
「健康で文化的な最低限度の生活」という漫画が面白いです。
☆あらすじ☆
新卒公務員、義経えみるが配属されたのは福祉事務所。
新人ケースワーカーとして「生活保護」の現場に関わることになったえみる達は、
様々な事情を抱えて福祉事務所に訪れる人々の姿を目の当たりにして、
悩みながらもこれまで知ることのなかった現実に向かい合っていく――
(ビッグコミックスピリッツ)
新人ケースワーカーとして「生活保護」の現場に関わることになったえみる達は、
様々な事情を抱えて福祉事務所に訪れる人々の姿を目の当たりにして、
悩みながらもこれまで知ることのなかった現実に向かい合っていく――
(ビッグコミックスピリッツ)
YOMIURI ONLINEによると、福祉事務所でもこの漫画が読まれているそうです。
福祉事務所でも読まれる・・・生活保護テーマの漫画(11/7)
YOMIURI ONLINEの記事です。
〉取材に2年ほど費やし、ケースワーカーや受給者にも話を聞いた。
〉徹底的な取材に基づく描写は、
〉現役のケースワーカーからも高い評価を得ており、
〉新人に読ませる福祉事務所や授業で使用する大学もあるという。
〉「離婚や病気など生活保護に至る経緯は様々。
〉まだまだ全体像をつかみきれていない」と
〉「週刊ビッグコミックスピリッツ」での連載の傍ら、
〉受給者への取材を続けている。
〉徹底的な取材に基づく描写は、
〉現役のケースワーカーからも高い評価を得ており、
〉新人に読ませる福祉事務所や授業で使用する大学もあるという。
〉「離婚や病気など生活保護に至る経緯は様々。
〉まだまだ全体像をつかみきれていない」と
〉「週刊ビッグコミックスピリッツ」での連載の傍ら、
〉受給者への取材を続けている。
かなり綿密な取材をされている様です。
大学の授業でも使われているんですね。
以前このブログで取り上げた時にも書いたのですが、
作者・柏木ハルコさんの主観はあまり入っていない様に感じます。
読み手側が色々考えれる余地を残してある様に感じました。
また作者の柏木ハルコさんと 、
生活困窮者の自立支援を行うNPO法人「もやい」の理事を務める稲葉剛さんとの対談が、
ネット上で読めますので、気になる方はこちらも是非。
「コミュニケーションのマンガとして描く、現場のリアル」(稲葉剛さん公式サイト)
前編・後編で別れていて、結構読み応えがあります。
まだ一巻しか出ていないのでこの先の展開が気になりますが、
対談の中で不正受給・就労支援・扶養義務等といった、
世間一般の人たちが注目しているテーマには早く進みたいとお話されています。
既に色々な所から注目されている様ですが、
今後も注目され続けそうですね。
早く第二巻が読みたいです。
関連記事:役所の就労支援はあまり意味が無かった