【こぼれ話】正直ホームレス、拾った80万円を届け出る=ブラジル(時事ドットコム)
>【サンパウロ9日AFP時事】
>ブラジルのサンパウロの橋の下で暮らしているホームレスのカップルが9日、
>歩道で2万レアル(約80万円)が入ったゴミ袋を拾い、すぐに警察に届け出た。
>警察によると、2人は夜明けにぶらぶら歩いていたところ、警報がなるのが聞こえた。
>何だろうと思ってその方向に近づこうとして、ブリーフケースとゴミ袋につまづき、
>現金を発見した。
>2人はすぐに近くの警備員に連絡し、警察を呼んでもらった。
>警察官が到着すると、2人はすぐに見つけたお金を差し出したという。
>警察はこのお金は先週、日本料理店から盗まれたものの可能性があるとみている。
>警察は、2人がお金を持って逃げる機会があったのにそうしなかったのは、
>非常に感心なことだとしている。
>お金を見つけた男性の方はマスコミに対して、
>収入はリサイクル可能なゴミを集めて売って1日に7ドルちょっとだと話した。
>男性は、「母から決して盗んではいけないと教えられた」と語った。
>〔AFP=時事〕(2012/07/10-11:18)
ホームレスには意外と(?)こういう人が多いです。
めちゃくちゃ頑固だったり正直だったり。
ホームレスが生活保護をもらわない理由として(精神障害等がある場合を除きますが)、
「そんなものに頼りたくない」というのがあります。
僕もその中の一人でした。
昨今の、雇用の不安定化で、真面目に働いていたのに、
あっという間にホームレスに転落してしまったという人も多いです。
「今までちゃんと働いてきたのに生活保護なんて受けたくない」
という思いのままネカフェ難民を続けている人も多いのでは、と思います。
事実、僕が簡易宿泊所に入っていた時、不正受給狙いのチンピラは別ですが、
「生活保護を受けたくない」と言っている人が何人かいました。
僕も生活保護を申請するまでは悩みっぱなしでした。
「もっとギリギリまで頑張れたんじゃないか。」
「朝から晩まで休みなく働いてお金を貯めれたんじゃないか。」
「何で生活保護の申請なんてしなきゃならないんだ、毎日働けるじゃないか。」
「もっと貰わなくちゃいけない人が他にいるんじゃないか。」
「一日一食でも死ぬことは無いだろう。」
「もっと頑張れないのか。」
「自力で這い上がれないのか。」
今でも後悔する事があります・・・
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