「生活保護受給マニュアル」
普通に書籍として販売されている様です。
ネットで検索しても、チラホラ出てきますね。。
絶対にあきらめない生活保護受給マニュアル(amazonリンク)
福祉事務所の生活保護担当をしていた方が書いた本の様です。
発売日は2008/7/31
野たれ死にするくらいならどんどん生活保護(amazonリンク)
マンガの様です。
この本も、生活保護担当だった方が原作を担当している様です。
発売日は2009/12
生活保護獲得ガイド(amazonリンク)
この本は、元NHK職員だった人が書いた本の様です。
発売日は2007/7
この三冊はネットで検索してパッと出てきたのですが、
発売されたのは少し前の様ですね。
丁度派遣切り問題が騒がれ出したくらいでしょうか。
少し読んでみたいような気もします。
こういう本が発売されるのも、
貧困化が進む中で、
セーフティネットについて詳しく知らない人が多いからかもしれないですね。
みんながみんな生活保護の知識を持ってしまったら、
申請に来る人が殺到してしまうという事も有り得ますけれども。
また、こんな記事も見つけました。
不正受給横行の裏にあった「生活保護受給マニュアル」(女性自身・2012/5/30配信)
>このマニュアルをもとに
>シノギ(商売)をおこなっているグループのリーダー・金本公博氏(仮名・32)は、
>もともと広域暴力団がバックに控えるヤミ金および振り込め詐欺グループの一員だった。
>だが2年ほど前から、受給者から搾取する「生活保護ビジネス」に手を染めるようになったという。
>裏マニュアルを見ると、生活保護の申請から受給までの流れ、注意点、
>重要ポイントがじつに細かく生々しく記されている。
>たとえば住居の問題。申請をするとケースワーカーが自宅を訪ね、
>生活実態の調査をおこなうのだが
>「部屋をゴミ屋敷化すること」
>「職員の訪問予定日前に生ゴミを放置しておき、異臭を漂わせておく」
>などといった対策が記されている。
>金本氏のグループでは「受給しやすい部屋の提供」までおこなっているという。
>ボロいアパートを一棟丸ごと借り上げて、1人1部屋。
>上限額の範囲内であれば家賃も全額出るため、取りっぱぐれもないのだ。
>さらに生活保護受給希望の”客”に対しては申請までの期間、
>セミナーと称する「特訓」もおこなっているという。
>「事前にうちの若いのが福祉課窓口の担当役になって
>”想定問答”を繰り返し徹底的にやるんですよ。これがいちばん大変」(金本氏)
>裏マニュアルの結びにはこうあった。
>『(金本グループの)担当者の指示をよく守って自らの生活を防衛しましょう』
これは完全にヤクザがシノギでやってる例ですね。。
この記事でのポイントは、
「部屋をゴミ屋敷にする」でも無ければ、
「受給しやすい部屋の提供をしている」という部分でも無く、
「想定問答を繰り返し徹底的にやる」
という部分。
これが一番効果的だと思います。
僕も何度かブログ等に書いているのですが、
生活保護の申請時の審査というのは、
基本的には性善説に立って行われています。
そこが一番問題視されている部分でもあるのですが・・
申請時に、福祉窓口の担当が聞き取りを行う項目というのは決まっています。
そして、審査の大部分が自己申告に頼っている為、
そこをくぐり抜けたら誰でも受給出来る様な状態になっています。
要するに、頭の中に完全な台本があれば、誰でも受給出来てしまうのです。
極端な話、
僕が生活保護の申請までに至ったストーリーと、
同じストーリーを窓口で話せば、受給出来てしまうのです。
これが生活保護の一番の問題部分だと僕は思っています。
関連記事:生活保護申請時の審査の甘さ
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