以前、僕もブログに書いたのですが(障害のあるホームレス)、
障害を持つホームレスはとても多いです。
障害者を路上生活から救え!(YAHOO!JAPANニュース)
(7/11(水)11時2分配信)
↑のニュースにも載っているのですが、
軽度の知的障害・精神疾患を患っているホームレスは多いです。
それが先天的なものか後天的なものかは分かりませんが。
>一人ひとりに声をかけながら、
>地元でホームレス支援を続けるNPO法人「TENOHASI(てのはし)」のメンバーが、
>おにぎりやパンを配る。その中のAさん(41)は数年前、路上でおにぎりをもらう立場だった。
>「助けられたので、恩返しがしたい」と、活動に参加している。
>Aさんには軽い知的障害がある。
>それが分かったのは、支援を受けて路上生活をやめた2010年のことだ。
>高校を卒業後、工場などで働いてきたが、人間関係を保つのが苦手。
>仕事は長続きせず、最後は路上へ。
>「仕事を探しても断られる。どうすればいいのか」
同じように、軽い障害・精神疾患があっても、
「気付いていない」人も多いと思います。
教えてくれる人もいないのだと思います。
>「てのはし」代表で精神科医の森川すいめいさん(38)らが、
>炊き出しに集まったホームレスの男性約170人に面談し、精神疾患の有無などを調べた。
>その結果、34%に知的障害の疑いがあることがわかった。
>うつ病(15%)、統合失調症などの精神病(10%)の割合も高かった。
>森川さんは、
>「障害が軽く、なんとかがんばってきた人が、雇用の悪化で路上生活に陥っている」とみる。
>コミュニケーション能力が低く、職場でのいじめに遭いやすいほか、
>生活保護を受けて宿泊所に入っても、集団生活が苦手で路上に戻る人もいる。
>行政の窓口で自分の置かれた状況をうまく説明できない人も多い。
>障害のあるホームレスの支援は全国的な課題だ。
>NPO法人「ホームレス支援全国ネットワーク」の調査でも、
>約4000人の元ホームレスのうち、疑いがある人も含め、15%に精神障害、
>10%に知的障害があった。
「働けないほどじゃない」「会話が出来ない程じゃない」程度の障害・精神疾患であれば、
本人も周りも気づかないのかもしれない。
家族がいなかったり、関係が希薄だったりすると尚更だと思う。
そして、「今自分がどういう状態なのかが分からない」という人が、
自分から役所の窓口に行くとは僕は思えません。
何が何だか分からないまま路上を彷徨い続けている人も多いと思います。
そういう人を無理やり簡易宿泊所に連れてきても、
ほとんどの人が逃げ出します。
かと言って、無理やり縛り付ける訳にも行きません・・・
「無理やり施設に押し込む訳にはいかない」
「でも路上を彷徨っているのは問題だ」
そもそも制度って、その制度の事を理解出来る人にしか使えないんですよね・・・
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